いよいよ昨日から持続化給付金の申請が開始されました。

 

持続化給付金の申請はオンラインでおこなうようで持続化給付金事務局

 

ホームページから申請手続きを行い、必要書類もすべてオンラインアップロード

 

によって提出するようです。

 

申請に不備が無ければ2週間程度で給付通知が送られるらしく迅速な手続き

 

方法に喜ばれている方も多いでしょう。

 

しかし現段階では紙による申請方法が無く、個人事業主は全員がこの電子申請

 

をおこなえるのかといえば少し不安が残る部分もあります。

 

 

特に提出が必要な添付書類をPDF、JPG、PNGといった種類のファイルに置き換え

 

準備してからアップロードするなど結構パソコン操作に慣れていないと難しいと

 

思われることが求められるからです。

 

一応電子申請が出来ない方向けに「申請サポート会場」を設ける予定

 

との事ですが、いつになるのか、地域にどの程度作られるのか、そして会場が相当

 

な混雑を極めることが予想され、パソコン操作のできない方やネット環境のない方

 

が給付金を受け取れるのが遅れる事態になるのが心配です。

 

 

 

 

1.申請のながれ

 

電子申請のながれですが、まずはインターネットで「持続化給付金事務局」と

 

打って検索してみてください。

 

おそらく一番初めに「持続化給付金」というのが表示されると思いますのでそれ

 

をクリックすれば持続化給付金事務局の申請専用サイトへ入れます。

 

そこでまずこの給付金が支給される要件に当てはまるのかどうかを確認し

 

ください。

 

確認が出来たら申請に必要な書類をPDFにするかスマホで写真を撮って

 

JPG・PNGファイルにしてパソコンのデスクトップなど分かりやすいところ

 

に保存されれば後で便利です。

 

 

次に「申請する」と大きく書かれた部分をクリックして、メールアドレス

 

等必要事項を入力して仮登録を行います。

 

するとそのメールアドレス宛に届いたURLからサイトへ入りID・パスワードを

 

入力することによりマイページができ、そこでいくつかの申請者情報を本登録

 

します。同時に先ほど作っておいた必要書類のファイルををアップロードして

 

完了です。

 

その後は持続化給付金事務局で審査され不備があればメールで通知が来ます。

 

不備が無ければ2週間程度で給付通知書が発送されるそうですが、申請状況に

 

よっては2週間で来るかどうかは分かりませんね。

 

 

 

 

 

2.必要書類

 

(1)法人の場合

  ・確定申告書類として法人税別表1と事業概況書(裏表)

 1表は必ず受付印が押されていることが必要で、電子申告の場合には受信

    通知書が必要です。

 

 ・2020年の対象とする月の売上が分かるもので、試算表や売上帳など

     帳簿類の写し

 

・振込金融機関名、支店名、支店番号、口座番号、口座種類、口座名義人が

    分かる通帳の必要箇所の写し

 

 

(2)個人事業主

 ・確定申告書の第一表と青色申告決算書(白色申告者は第一表のみ)

  第一表は必ず受付印の押されていることが必要で、電子申告の場合には

  受信通知書が必要です。

 

 ・2020年の対象とする月の売上が分かるもので、試算表や売上帳など

  帳簿類の写し

 

 ・振込金融機関名、支店名、支店番号、口座番号、口座種類、口座名義人

  が分かる通帳の必要箇所の写し

 

 ・本人確認が出来る書類として、運転免許証・マイナンバーカード・写真付き

  の住民基本台帳カード・在留カードなど。

 

  ただしパスポートや健康保険証をもって代用する場合には住民票の添付が必要です。