皆さんこんにちは。茨木市で会計事務所をしております、税理士の武田信央です。
前回に引き続き、フリーランスの方でよく出てくると思われる経費をもう少し具体的に見ていきたいと思います。
1. 外注費
記事の作成を外部に委託している場合の費用や、商品のデザインだけを委託している場合には外注費として計上します。
2. 荷造運賃又は梱包発送費
商品を注文者に発送するために配送業者に支払う費用や発送するにあたり商品を梱包包装するための資材費です。
3. 広告宣伝費
扱っている商品についてチラシを作ったり、ホームページを作成する費用(一定の場合には減価償却資産となります)又は広告媒体
に自身の広告を掲載してもらう費用です。
4. 交際費
取引先や見込み客への接待における飲食代や中元歳暮などの贈答費用、或いはこれらの者への冠婚葬祭にあたって支出する金品
です。
5. 会議費
仕事の関係先との打ち合わせに使う会場費や会議中に要したお茶や弁当代、或いはセミナールームの使用料などです。
6. 旅費交通費
仕事をするうえで必要な電車代、バス代、タクシー代、高速代、出張に要した飛行機代や新幹線代などです。
7. 通信費
仕事に使う携帯電話などの通話料、Wi-Fiの月額使用料、レンタルサーバー代、ドメイン費用、切手代、葉書や封書の郵便代金
などです。
8. 消耗品費
基本的に1個10万円未満の仕事において使用する物品、営業に使う車のガソリン代、コピー用紙、パソコンやその付属品などを
購入する費用です。
なお青色申告者については1個30万円未満 の 物品は購入年度で経費に計上することが出来ます。
9. 修繕費
パソコンやカメラ、プリンター、営業車などの修理に要した費用です。
10. 水道光熱費
電気代や職種によっては水道代やガス代が該当します。
11. 新聞図書費
自身の職種に関係のある書籍や新聞の購入購読代などです。
いかがでしょうか、意外と経費はかかるもので多岐にわたります。なので自分の仕事にはどんな経費がかかるのかをもう一度
整理して、領収書を捨ててしまう前に自身の事業に必要なものかどうかをよく検討することが大切です。
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