赤ワイン イタリア ロンバルディア州
皆さんこんにちは。今日も飲食店様の集客率アップにつながる素敵なワインについてお話します。
今回はロンバルディア州のワインをご紹介しましょう。
ロンバルディア州はご存知ファッションの都ミラノを州都に擁するイタリア本土では2番目の広さを誇る州ですね。イタリア北西部
の内陸に位置する、ちょうどピエモンテ州の右隣にあります。またイタリアGDPの5分の1を担っている州でもあるそうですよ。
そしてミラノの東、湖水地方にあるエルブスコという街に醸造所を構える カ・デル・ボスコ社が造くるのが クルテフランカ
ロッソ です。
このエルブスコはイタリアを代表するスプマンテ(スパークリングワインのイタリア名)、フランチャコルタのメッカとしても
有名です。フランチャコルタはいずれまたご紹介しますね。
このクルテフランカ ロッソは使われているブドウがメルロー、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフランといったボルドーブレン
ドにイタリア北部の土着品種バルベラとネッビオーロをブレンドしており、複雑な感じがするのですがこれがボルドーテイスト
に対してとても良い演出を見せています。
最初口に含んだ時から素直な美味しさがいっぱいに広がります。なのでワインが苦手な方でもこれは違和感なく受け入れられる
ワインだと思います。味のカテゴリーはフルボディなんですが、飲んだ感じはミディアムボディ(中重口)です。
とにかくスーッと飲める感じですね。これを飲んでいきなり顔をしかめる方はまずいないと思います。
この複雑なセパージュ(ブドウのブレンド割合)は、せっかくなので肉に合わせるよりも、私の経験から言ってシーフード系の
グリル料理に合わせる方が面白いでしょう。
例えば鉄板焼きのお店で、ダイレクトにタコをぶつ切りにして焼いてもらい、岩塩とブラックペッパーだけで食べるとか
あとは太目のアスパラや海老のグリルなんかとも相性抜群でした。
どなたにも好まれるとても重宝されるワインなので、1本お店に置いておけば万能選手になるはずですよ。
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