赤ワイン   イタリア   カラブリア州

 

 

皆さんこんにちは。今日も飲食店様の売上アップにつながる安くて美味しいワインをご紹介します。

 

今回ご紹介するのはカラブリア州の赤ワインです。カラブリア州と言えばイタリア半島の一番南にあるカラブリア半島で、その西の先にはメッ

 

シーナ海峡を隔ててシチリア島がありますね。このカラブリア州のワイン造りは古代ギリシャ人によってブドウ栽培がおこなわれ、彼らにワイ

 

の地と呼ばれた古い歴史と由緒ある地域ではあるのですが、火山性の土壌のために栽培面積は限られており、現在もイタリア20州のなか

 

16番目という少ない生産量となっています。なのでこの小さな生産地で造られたワインを日本でお目にかかれる機会も自ずと少ないので

 

すが今回は中でもカラブリア州の主品種を使って造られているチロをご紹介します。

 

州の東部でイオニア海に面するチロという地域で栽培されるガリオッポ種というブドウを使ったこのワインはとても高い評価を受けている

 

銘柄です。

 

南のネッビオーロと言われるこのガリオッポはとても強さと個性のある表情豊かな味わいが特徴的です。お値段も手ごろな範囲ではないで

 

しょうか。とにかく日本ではまだまだ知名度は低いのでイタリアンのお店でもあまり置いてないと思います。

 

そしてこのワインとのマリアージュですが、肉料理というよりもサラミソーセージを使った料理やニンニク系の料理、パスタならアラビア

 

ータやペペロンチーノなどととても相性がいいですね。

 

カラブリア州は唐辛子が有名で、この地域の人は必ず唐辛子を常用しているそうで、ご当地の人たちもきっと唐辛子をたっぷり使った料理

 

とともにガリオッポを楽しんでるのではないでしょうか。

 

イタリアンのお店の中でも、南イタリアの料理を専門としているお店のワインリストにはぜひ載せてほし1本ですね。