赤ワイン イタリア トスカーナ州
皆さんこんにちは。今日も飲食店様の集客力アップにつながる美味しいワインについてお話します。
今回はイタリアワインの有名どころをご紹介します。「イタリアワインの女王」と呼ばれるブルネッロ ディ モンタルチーノ
です。
ブルネッロはイタリア三大銘酒に数えられるワインで、ピエモンテのバローロ、バルバレスコと並び世界中のワイン好きに
愛されています。
もともとブルネッロの名称はブドウ品種の名前なんですが、トスカーナ州を代表する品種であるサンジョベーゼが変異したもの
なんです。正式には「サンジョベーゼグロッソ」という品種で別名ブルネッロ種とも呼ばれています。
トスカーナのモンタルチーノ地区で1800年代後半に発見されたこのグロッソ種は粒の大きいブドウなのですが、皮が厚いため
風味がぼやけることなくしっかりしており力強い凝縮さを感じれるフルボディワインを造ることが可能なんです。
バローロやバルバレスコが少し堅く気高い雰囲気であるのに対して、このブルネッロはとにかく優雅という言葉がぴったりで
同じ果実感でもエレガントな気品に包まれています。
しかしブルネッロは価格が平均して高く1本7000円から数万円が相場となっています。しかし手ごろな値段で手に入る
ブルネッロももちろんあります。
そこで紹介したいのがブルネッロ最古の造り手のひとつ「カステッリ マルディノッツィ」が手掛けるブルネッロです。
1本4000円前後で手に入るとてもコスパのあるブルネッロです。安いから味はもう一つかといえば、とんでもなくブルネッロ感
を体験させてくれます。
まず抜栓した時の果実香がボトルからドバっと出てきます。そして一口含むとブルネッロ独特の優しさが広がります。
ブルネッロを飲む時は、前日にカベルネ・ソーヴィニョン系のワインを飲んでから試してみてください。ワインの世界で言う
「優しさ」の意味がよく分かります。
なのでプレゼントに使う時も、お呼ばれした時の差し入れに何か1本持って行かないと・・・といったシチュエーションには
ブルネッロを選ぶとまず無難でしょう。
またこのくらいの価格で仕入れることが出来たら、飲食店での価格も1万円以下に十分設定できるので、ワイン好きのご常連客
には喜ばれるでしょうね。
ネットで探せばもう少し安く手に入る可能性は大だと思いますよ。とにかくこのワインは味とコスパは最高です!
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