赤ワイン アメリカ カリフォルニア州
皆さんこんにちは。今日も飲食店様の集客に役立つワインをご紹介します。
番外編
今回は番外編の第2回をお届けします。いつもはイタリアワインばかり飲んでいるのですが、カリフォルニアのナパヴァレーで造ら
れるワインを飲み続けた時期も有りました。という事で実は大のナパワイン好きでもあります。
アメリカというとあまりワインをイメージする方は多くないのではと思います。やはりアメリカのお酒というとライトビールとバ
ーボンですよね。ですがアメリカ本土でもワインの生産地は結構あり、ヨーロッパのワインよりも高級なものがごろごろしている
のには驚かされます。しかし実際に飲んでみればその意味がすぐに納得できるのも事実です。
その中でも特に有名なワインの産地であるカリフォルニア州のナパヴァレーで造られている赤ワインを1本ご紹介しましょう。
「シルヴァラード」というワインなんですが、このワイン何を隠そうディズニーの生みの親であるウォルト・ディズニー氏の娘で
故ダイアン・ディズニー氏とその夫ロン・ミラー氏によって始められたワイナリーで造られているんです。
もともとカリフォルニアは地中海性気候で冬でも暖流の上を偏西風が吹く温暖な環境でブドウが育ちます。例えばカリフォルニア
のカベルネソーヴィニヨンはヨーロッパのそれに比べてとても濃いです。カベルネソーヴィニヨンはただでさえ濃い色と味わいを
持つのですが、カリフォルニアのものは一層色と味に濃さが増しています。
このシルヴァラードもとても重く素晴らしいフルボディを発揮しています。しかしただ重いだけではなくしっかりとした果実香と
コクはヨーロッパワインにはないインパクトを味わうことが出来るので、しっかりとした重口赤ワインがお好きな方は特におすす
めです。20年前に初めてナパワインを飲んだ時の衝撃をいまでも覚えています。とにかく超美味しい料理を口に入れた時のあの
「美味しい」なんです。ワインのテイスト表現としてはあまり適切ではありませんが、とにかく旨いんです(笑)。
ナパワインの特徴なんですが、よくあるのが同じ銘柄で「カベルネソーヴィニヨン」「メルロ」「ジンファンデル」とブドウの
種類別にボトルが分けられているものがありますが、このシルヴァラードもそのタイプで、個人的にはカベルネソーヴィニヨン
をおすすめします。メルロは濃いあまりに甘さを感じるので辛口好きにはあまりおすすめはしません。「ジンファンデル」はもと
もと甘いです。ということで相性のいいお料理はずばり肉しかありません。シーフードや和食にはあまり合わせたくないワインで
す。
ステーキは勿論ですが、私はすき焼きが一番合うと感じています。「濃い×濃い」の思いきりヘビーなディナーでストレス発散し
たいときはこれですね。
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