赤ワイン   イタリア   モリーゼ州

 

 

皆さんこんにちは。今日も飲食店様のリピート率アップにつながる素敵なワインについてお話します。

 

 

 

今回はイタリア南部の珍しい1本をご紹介します。イタリア半島の足首のあたりに位置するモリーゼ州の赤ワインです。

 

 

モリーゼ州といえばイタリア共和国20州の中でも2番目に小さな州で、州面積の大部分が山岳、丘陵地帯で特筆する産業もあま

 

りないのですが、ワイン造りは産業を支える一つとなっていることは事実です。この州のワインは地産地消がほとんどで、外へ出

 

荷される量自体が少ないので、なかなか日本でも口にする機会は少ないと思います。

 

 

使われるブドウがティンティリアという古くからモリーゼ州で栽培されている土着品種なのですが、とにかく昔から収穫量が少な

 

いのが難点です。このティンティリアのワインを造る数少ないワイナリー、「カタッボ」のティンティリア デル モリーゼはフ

 

ルボディでとても逞しさがある一方でベリー系の凝縮した清々しい果実感がいっぱいに感じられるワインです。

 

 

イタリアのワイン評価誌でも高評価を得ているモリーゼ州を代表するワイナリーといわれるカタッボのティンティリア デル 

 

モリーゼを、ネットなどで見つけたらぜひ一度試されることお勧めします。小売価格も手ごろなので嬉しいですね。

 

 

ティンティリアによく合うお料理としては、ラム肉がとても相性がいいです。個人的にはマトンよりもラムの方が好きですが

 

トンを使ったジンギスカン料理にもよく合いますので羊肉を扱っているお店のオーナー様はぜひドリンクメニューに加えてい

 

ただきたいワインです。