赤ワイン  イタリア  ウンブリア州

 

 

皆さんこんにちは。今日も飲食店様の売上アップにつながる美味しいワインについてお話します。

 

 

 

今回はウンブリア州の赤ワインをご紹介します。ウンブリア州のワインでヴィラ・フィデリア・ロッソ・スポルトレッティです。

 

ウンブリア州はイタリアの中部で左はトスカーナ州とラツィオ州、右にはマルケ州といった感じでイタリア半島の中でも唯一

 

国境や海に接していない州なんですね。

 

半島の中心部にあり州の形が心臓に似ていることからイタリアのハートなんて呼ばれることもあるんです。

 

 

そんなウンブリア州のワイナリー、スポルトレッティ社が造るこのワインはセパージュがメルロ70%、カベルネソーヴィニヨン

 

20%、カベルネフラン10%というメルロ主体のボルドーブレンドなんです。

 

イタリアのボルドーブレンドでメルロ主体というのは珍しいのですが、それもそのはずメルロの魔術師と言われる名醸造家

 

リッカルド・コタレッラ氏をスポルトレッティ社がエノロゴとして迎えたのです。

 

なのでこの銘柄のこれまでのヴィンテージはイタリアの有名ワインガイドで高評価を受け続け、ついには「ウンブリアのサッシ

 

カイア」と呼ばれるほどになったのです。

 

 

13000円もしないこのワインがこれほどの評価を受けるというのはやはりイタリアならではと思います。

 

私はイタリアワインを飲みながらいつも思うことは、ワインに値段は関係ないということなです。

 

ワインはセンスです。1000円代のワインでも最高格付けDOCGがごろごろしているあたりがイタリア人のワインに対する考え方

 

を象徴していると思います。

 

 

味の方ははやりメルロ主体だけあってとても濃い味で、リッチで深みのある余韻が口の中で続く感じです。

 

同じボルドーブレンドのワインでもカベルネソーヴィニヨンが主体となっているものは含んだ時に若干攻撃的な刺激を感じる

 

ことがよくありますが、メルロは濃くてもまろやかさ本来の持ち味なので、ワインを普段飲まない方でも自然に受け入れられる

 

と思います。

 

 

またお料理ですが、豚肉系の料理や生ハムとすごく相性がいいと思います。あとパスタならオリーブオイルをたっぷり使った

 

ものがお勧めです。

 

ウンブリアの特産、黒トリュフを少し載せた贅沢パスタならもっと最高ですね。

 

グラスのフィデリアも進みます。